不動産用語「の」

不動産売買でよく使う用語「の」

農業振興地域/のうぎょうしんこうちいき

農業振興地域の整備に関する法律により、知事が指定する地域のこと。農業振興地域は、相当規模の農地があり、農業経営が近代化しやすいような条件の整っている広い地域について指定される。

農地転用/のうちてんよう

農地転用とは、農地を宅地や駐車場など、農地以外にすることです。 農地法により、農地を転用するには、4haまでは都道府県知事の許可が、4haを超える場合は農林水産大臣の許可が必要となります。転用の許可が下りる立地基準は、農地の状況によって難易度があります。農用地区域は原則として認められず、その他は、市街地へ近いほど認められやすくなります。また市街化区域内にある農地は、生産緑地を除き、農業委員会への届けのみで転用でき、許可は必要ありません。

農地法/のうちほう

日本の農業生産力を守るために創設された法律。具体的には農地等の自由な処分行為を規制し、農地の乱開発等を防止しています。この法律では、農地の売却・賃貸・転用する行為も原則として禁止しています。

野地板/のじいた

野地板とは、木造住宅などで、屋根面を構成するために垂木の上に張る板材のこと。野地板を張った後、その上に瓦やスレートなどの屋根材を設置する。

延床面積/のべゆかめんせき

建築物の各階の床面積を合計した面積を「延べ床面積」といいます。延べ面積ともいいます。この延べ床面積の敷地面積に対する割合のことを容積率とよびます。 なお、容積率を算出する際には、各階の床面積のうち、自動車車庫、マンションのエントランスや共用廊下などの面積を除外することが可能です。

法地/のりち

法地(のりち)は法面 (のりめん)ともいい、その宅地のなかで崖(傾斜地)になっている部分のことをいいます。 山の斜面などを切り取ってできた新たな斜面のことを切土法面、土を盛ってできた新たな斜面のことを盛土法面といいます。 地盤の弱い敷地などの場合は、コンクリートの擁壁(ようへき)などで補強する必要があります。

ノンリコ-スローン

特定の事業から発生するキャッシュフロー(具体的に言うと、対象となる不動産が生み出す収益と、資産の処分代金)のみを返済原資とする融資のこと。担保割れとなった場合も、対象不動産以外からは債権の回収が出来ない為、通常の融資より金利が高い事が一般的。