不動産用語「あ」

不動産売買でよく使う用語「あ」

 赤地/あかち

上赤く塗られた部分のことを言います。本来は国有地である道路のことです。一般の宅地にはならないが、時間の経過により道路であることが忘れられるなどして、赤地を含む敷地上に住宅が建っていることもあります。このように、敷地内に赤地を含む住宅等を購入する場合には、赤地を国から払い下げてもらう手続きを要する場合があります。

アンカーボルト

土台である基礎部に前もって埋め込み、構築物等を固定するために使用する金属棒です。形状はL形等様々であり、一旦埋め込むと抜けない形状となっている。布基礎と土台をしっかりと結びつけるために用いられます。

青地/あおち

登記所に備え付けられている公図上青く塗られた部分のことを言います。本来は国有地である水路や河川敷のことです。長い年月のうちに埋め立てられ、水路が事実上廃止されるなどして青地を含む敷地に普通の住宅が建っていることも少なくありません。不動産登記簿上に地番地積等の記載がなく、公図上も地番の記載がないことがあります。このような敷地に青地を含む住宅などを購入する際には、青地を国から払い下げてもらう手続きを要する場合があります。

アスベスト

天然に産出される繊維状鉱物で「石綿」「いしわた」と呼ばれています。アスベストは、繊維が極めて細く、溶融点温度が高い、熱絶縁性が大きいなどの性質があり、また、安価だったため防音材、断熱材、保温材などの目的にセメントや石灰などとまぜビル等に使用されていました。しかし、アスベストの繊維は、肺繊維症(じん肺)、悪性中皮腫の原因になることが広く知れわたり全面的に使用禁止となりました。

アセットマネジメント

その名の通り(アセット=資産、マネジメント=管理・運用)、資産を効率よく管理・運用するということです。不動産にかかわる財務分析、資産価値の評価など不動産経営全般の総合管理の有効活用法を提案することです。