不動産売買でよく使う用語「ふ」
ファイナンシャル・プランニング技能士
ファイナンシャル・プランニング技能士(FP技能士)は、資産設計のアドバイザーである「ファイナンシャル・プランナー(FP)」の技能を認定する国家資格です。 FPは、顧客の人生設計にもとづき、その収支状況や資産、貯蓄、保険、税制、相続関係などから、総合的かつ多角的に資産運用のプランを立案します。 難易度の高い順に1級、2級、3級があり1級の学科、実技試験の総合した合格率は平均8%程度と言われております。
フーチング
建物の基礎にかかる荷重を分散するために、基部を幅広くしたもの。 例えば「
布基礎」の場合、「T」の字を逆さにした形の基礎(鉄筋コンクリート製)を帯状に設置するが、この「T」の字の頭の部分が地盤に接し、建物の荷重を分散させる仕組みである。
風致地区/ふうちちく
風致地区は「都市の風致を維持するために定める地区」である。風致地区では、地方公共団体の条例によって、建築物の高さ、建蔽率などが厳しく規制され、緑豊かでゆとりのある環境が維持されている。
普通借地権/ふつうしゃくちけん
新借地借家法(平成4年8月1日施行)にもとづく借地権であって、定期借地権ではない借地権のことを「普通借地権」といいます。当初の契約存続期間は、原則30年で、その後、更新した場合には、初回のみ20年、それ以降10年契約となる。
不動産コンサルティングマスター/ふどうさんこんさるてぃんぐますたー
公認不動産コンサルティングマスターは 国土交通大臣の認定資格であり、不動産コンサルティングに関する一定水準以上の知識及び技術を有するものと認められた資格。試験は
宅地建物取引士資格登録者、不動産鑑定士登録者、一級建築士登録者を対象に毎年1回行われる。
不動産取得税/ふどうさんしゅとくぜい
不動産を取得した際に、課税される地方税を「不動産取得税」といいます。この場合の取得には、購入だけでなく、新築や増改築、交換や贈与などによって所有権を得た場合も含まれます。その税額は、原則として固定資産税評価額の4%とされています。但し、住宅を取得した際または住宅用土地を取得した際には、それぞれにおいて要件が用意されており、その要件を満たすと課税額が軽減される特例もあります。
税金ミニ知識「
不動産取得税」もご参照下さい。
文教地区/ぶんきょうちく
都市計画法第9条第13項に規定する特別用途地区で定義され、地方公共団体の文教地区建築条例により指定された地域には、教育上好ましくない業種(例えばパチンコ店や風俗店など)建築用途制限がある。