不動産売買でよく使う用語「め」
メーターモジュール/めーたーもじゅーる
「モジュール」とは、建築物の設計や建築部材に用いる基準寸法のこと。日本では従来、「尺モジュール(基準寸法=約91cm)」を使用しています。例えば、畳のサイズは“91cm×182cm”で、“畳(じょう、畳1枚分)”や“坪(つぼ、畳2枚分)”など、畳のサイズを基準とする広さの単位が、現在も一般的に使われています。
これに対し、メーターモジュールとは、1mを基本寸法とする設計基準のことです。メーターモジュールは「尺モジュール」より約9cm長いため、廊下や階段、浴室・洗面所、トイレなどのスペースは、尺モジュールの設計より広くなります。一方、和室の畳やふすまなどのサイズが合わないこともあります。
メゾネット/めぞねっと
マンションにおいて、上下2階にまたがる住戸のことを「メゾネット」といいます。住戸に吹抜などの広い空間を設けることができるなど、立体的な空間を構成することが可能で、一戸建てに近い空間を生み出すことができます。
免震構造/めんしんこうぞう
建築物を積層ゴム支承,滑り支承などで支持し,建築物の固有振動周期を地震動との卓越振動周期より長くすることにより,地震動との共振を避け,地震時の建築物の揺れを低減させようとする構造形式のこと。
免税業者/めんぜいぎょうしゃ
消費税の課税において、その売り上げについて消費税が課税されない事業者をいう。
課税期間の基準期間(課税期間の前々年度)における課税売上高(課税される取引にもとづく売上高)が1,000万円以下の事業者がこれに該当する。